サステナビリティ目標
本資産運用会社は、資産運用業務における省エネルギー、温室効果ガス(GHG)排出削減等を重要な環境課題として認識し、個別のポリシーを設け、環境負荷の低減を図っています。
また、エネルギー消費量の削減目標(中長期目標)について以下のとおり定めています。
環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”
大和ハウスグループでは、大和ハウス工業株式会社(以下「大和ハウス」といいます。)の創業100周年にあたる2055年を見据えて、2016年度に環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定しています。グループ経営ビジョンである「人・街・暮らしの価値共創グループ」としてサステナブル(持続可能)な社会の実現を目指し、大和ハウスグループは4つの環境重点テーマ(気候変動の緩和と適応、自然環境との調和、資源保護・水資源保護、化学物質による汚染の防止)に関して3つの段階(調達、自社活動、商品・サービス)を通じ、環境負荷ゼロに挑戦します。
EMS(環境マネジメントシステム)運用マニュアルの制定
本資産運用会社は、省エネルギー、GHG排出削減、節水、廃棄物管理等のポリシーを運用するための詳細を規定する「EMS運用マニュアル」に基づき、本投資法人の保有物件の運用におけるエネルギー消費、GHG排出、水消費、廃棄物に関する環境目標設定(PLAN)、実績把握(DO)、予実分析(CHECK)、対策実行・改善(ACT)を行い、環境負荷の継続的な低減を図っていきます。
なお、環境マネジメントシステムの運用に際し、本資産運用会社は、環境関連諸法規及びその他の環境要求事項を遵守しています。
未開発用地(グリーンフィールド)に関するコミットメント
大和ハウスグループでは日本全国各地で多様な開発をてがけており、自然環境への影響は少なくありません。開発事業では、事前に当該敷地の自然環境のポテンシャルを把握し、その損失を最小限に留めながら事業化することを徹底しています。
また、本投資法人は、グリーンビルディング認証を取得する等自然環境の保護に配慮します。
環境関連法規への違反・事故
本投資法人の保有物件において、ステークホルダーに影響を与える環境関連法規への重大な違反・事故はありません。また、環境に関する罰金・違約金はありません。(2022年度)
環境パフォーマンス
エネルギー消費量
2017年度 (基準年度) |
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|---|
物件数 | 143物件 | 190物件 | 201物件 | 211物件 | 215物件 |
総量(MWh) | 76,440 | 190,299 | 209,212 | 256,078 | 280,399 |
原単位(MWh/㎡) | 0.1253 | 0.0929 | 0.0858 | 0.089 | 0.0912 |
原単位削減率 | - | -24.7% | -31.5% | -29.0% | -27.2% |
カバー率 | 28.4% | 67.0% | 76.3% | 80.0% | 85.3% |
- 集計期間 集計期間は、各4月~3月とし、原則として年次で実績を更新します。
- 算出方法 本投資法人が保有する物件のうち、データを取得できた物件を対象としています。
原単位は、(電気やCO₂等の使用総量)÷原単位分母(延床面積(㎡))として計算しています。 - 数値は一部を除き、第三者による国際保証業務基準第3000号「過去財務情報の監査又はレビュー以外の保証業務」(ISAE3000)に基づく検証・保証が行われています。
- 環境データ 第三者検証報告書PDF
GHG排出量
2017年度 (基準年度) |
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|---|
物件数 | 143物件 | 190物件 | 201物件 | 211物件 | 215物件 |
Scope 1 | 34,336 | 197 | 115 | 198 | 195 |
Scope 2(ロケーション基準) | 6,465 | 6,597 | 6,648 | 6,586 | |
Scope 3(テナント管理資産に係る燃料・電気使用に伴う排出のみ) | 78,147 | 89,924 | 98,951 | 104,290 | |
Scope1+Scope2(ロケーション基準)+ Scope 3 | 34,336 | 84,808 | 96,636 | 105,798 | 111,072 |
Scope1+Scope2(ロケーション基準)+ Scope 3原単位(t-CO2/㎡) | 0.0556 | 0.0420 | 0.0397 | 0.0368 | 0.0361 |
原単位削減率 | - | -24.5% | -28.6% | -33.8% | -35.1% |
- 集計期間 集計期間は、各4月~3月とし、原則として年次で実績を更新します。
- 算出方法 本投資法人が保有する物件のうち、データを取得できた物件を対象としています。
原単位は、(電気やCO₂等の使用総量)÷原単位分母(延床面積(㎡))として計算しています。 - 数値は一部を除き、第三者による国際保証業務第3410号「温室効果ガス報告に対する保証業務」(ISAE3410)に基づく検証・保証が行われています。
- 温室効果ガス排出量 第三者検証報告書(限定的保証)PDF
水消費量
2017年度 (基準年度) |
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|---|
物件数 | 142物件 | 190物件 | 200物件 | 211物件 | 215物件 |
総量(㎥) | 391,637 | 900,955 | 852,793 | 927,080 | 1,011,485 |
原単位(㎥/㎡) | 0.8205 | 0.4296 | 0.3503 | 0.3307 | 0.3352 |
原単位削減率 | - | -47.6% | -57.3% | -59.7% | -59.1% |
カバー率 | 22.2% | 69.6% | 76.2% | 77.9% | 83.8% |
- 集計期間 集計期間は、各4月~3月とし、原則として年次で実績を更新します。
- 算出方法 本投資法人が保有する物件のうち、データを取得できた物件を対象としています。
- 数値は一部を除き、第三者による国際保証業務基準第3000号「過去財務情報の監査又はレビュー以外の保証業務」(ISAE3000)に基づく検証・保証が行われています。
- 環境データ 第三者検証報告書PDF
廃棄物管理(リサイクル率)
2017年度 (基準年度) |
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|---|
物件数 | 6物件 | 41物件 | 55物件 | 66物件 | 75物件 |
総量(t) | 1,202 | 12,990 | 14,445 | 20,910 | 23,115 |
リサイクル率 | 54.2% | 77.0% | 79.7% | 78.7% | 71.9% |
カバー率 | 6.9% | 43.5% | 55.0% | 56.4% | 65.1% |
- 集計期間 集計期間は、各4月~3月とし、原則として年次で実績を更新します。
- 算出方法 本投資法人が保有する物件のうち、データを取得できた物件を対象としています。
- 数値は一部を除き、第三者による国際保証業務基準第3000号「過去財務情報の監査又はレビュー以外の保証業務」(ISAE3000)に基づく検証・保証が行われています。
- 環境データ 第三者検証報告書PDF