大和ハウスリート投資法人

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環境に配慮した取り組み

リノベーションに対する具体的な取り組み

魅力を高める取り組み

「カスタリア都立大学」は、住宅地として人気のエリアに立地していますが、1968年に建築され、内装・外装ともに老朽化が目立ち、耐震性能も旧耐震基準に則ったものでした。また、間取りも和室主体のもので、テナントニーズとは必ずしも一致していませんでした。そこで、2005年に既存躯体は残しつつ耐震補強を行い、設備配管や住宅設備を一新するというリファイン建築を採用して便利で使い勝手のよい間取りに変更し、斬新かつ大胆な外観デザインを取り入れることで、現代のライフスタイルに合った賃貸物件へと生まれ変わりました。

カスタリア都立大学

スポンサーの開発物件における環境認証の取り組み

スポンサーである大和ハウスは、環境負荷の低減を目的として、「自社開発物件においてグリーンビル認証の取得率を80%以上」とすることを目標に、取り組みを進めています。四半期ごとにグリーンビル認証取得率の進捗を確認し、取り組みの改善を図っています。特に、自社開発物件のなかで大きな比率を占める物流施設を中心にBELS認証等を取得することで大型物件における環境の取り組みを強化しています。

複合用途物件の運用

本投資法人は総合型REITの特長を活かし、複合用途の物件も保有しており、各施設間の移動距離の低減等により環境負荷の軽減に寄与し、街やコミュニティの活性化に貢献していると考えています。

那覇新都心センタービル
(ダイワロイネットホテル那覇おもろまち)
(オフィス・ホテル・商業施設)

環境に配慮した工事の実施

大型居住施設「ロイヤルパークス花小金井」において、稼働が低下した機械式駐車場を撤去し、電気自動車対応の平地式駐車場を整備しました。メンテナンス費用の削減に加えて、自動車の入出庫時に発生する機械式駐車場の電気量やアイドリング時に発生する自動車のガソリン消費量などのエネルギー使用量の削減を実現しています。また、今後の普及が期待される電気自動車の充電スタンドを設置することにより、テナントの利便性にも貢献しています。

環境に配慮した物件の取得

大型複合商業施設「イーアスつくば」は、2008年10月の開業後に照明のLED化工事を実施したことにより環境省主催の「省エネ・照明デザインアワード2012」の「商業・宿泊施設部門」において優秀事例に選出されています。

LED照明の全面導入により、省エネ・省メンテナンス化を実現

館内通路や屋内駐車場などの照明から外部サイン、売場外の作業スペース、トイレに至るまで、全てLED照明に切り替えることにより、当初導入していた蛍光灯照明と比べて、消費電力量を約68%削減しています。LED照明は、蛍光灯や白熱灯に比べて発熱量が少なく、室温上昇を抑える効果があり、空調の省エネにも貢献しています。
また、建物上部に設置したランプ交換が困難な外部サインなどには、長寿命タイプのLED照明を採用するなど、各所に適したLED照明を使い分け、メンテナンス面にも配慮しています。

LED照明にした館内通路

空間の明るさを意識した照明設計

館内の照明には、温白色を採用し、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出しています。また、人が行き交う館内通路については照度設定を見直すとともに、店舗から漏れる光や店舗のサイン照明も考慮し、明るさと安全性を確保しながら省エネを実現する照明設計を施しています。
 これらの採用により、快適なショッピング空間を創出しつつ、各店舗のディスプレイを際立たせ、お客様はもちろん各店舗にとっても満足度の高い光の演出を提供しています。

「省エネ・照明デザインアワード」について

優れた省エネ効果を達成しながらも魅力的な空間を創り出し、電力のピークカットにも貢献する“新たな省エネルギー型の照明デザイン”の普及を目的として、環境省が主催したアワードです。①省エネ型の照明設置効果、②デザイン性・先進性・独創性・快適性、③モデルとしての再現可能性・地域貢献性・自立性、④実用性・経済性などが評価の対象となっています。また、本物件は太陽光発電設備の設置及び壁面緑化を実施しています。本投資法人は、今後も環境に配慮した物件の取得を推進してまいります。

太陽光発電設備

創エネ・省エネ設備の設置

太陽光発電システムや太陽光と風力のハイブリッド型発電システムを設置し、深夜電力を利用した氷蓄熱システムの空調方式を採用しています。

トラック入場予約システムの導入による車両待機時間の短縮

スポンサーである大和ハウスは、物流デベロッパー業界で初めて※、トラックドライバーや運送企業がトラックバースの予約をWeb上で行うシステムを、大和ハウスが開発した全ての物流施設に導入しました。大和ハウスが開発した物流施設の入居テナント企業は、施設内作業や物資の移動計画が立てやすくなり、物流施設の運営効率を高め、車両待機時間の短縮により環境への負荷を低減することができます。最先端のテクノロジーを取り入れた物流施設において、入居いただく荷主企業に対して新たなサービスを提供しています。

※大和ハウス調べ