大和ハウスリート投資法人

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TNFD提言に基づく開示
(指標と目標)

目標達成に向けた取り組み

  • 本投資法人では、自然関連リスク・機会及び依存・影響のうち、事業上重要性が高いと考えられる事項について、定量指標・目標を設定し、達成に向けて取り組んでいます。
  • 気候関連の目標に追加して生物多様性に関する認証取得目標を設定し、進捗度をサステナビリティレポート、HPで開示します。
  • 将来的には、SBTNのガイダンスに基づく目標を設定することを検討します。
TNFD TCFD 項目 管理対象 指標 目標 目標達成のための取組事項
  リスク 市場 顧客の生物多様性対応ニーズの上昇にともなう事業影響 生物多様性に関する環境認証 2023年度2物件を2030年度5物件以上にする
  • 生物多様性の保全優先度が高い地域に位置する物件を中心に地域の生態系への影響を考慮し侵略的外来種を採用せず、在来種の樹木を使うことや環境にやさしい維持管理を実施
機会
依存 エネルギー使用 エネルギー使用原単位(延床面積ベース) 2017年度を基準年度として、2027年度に10%削減
  • スマートメーターの導入
  • 保有物件のZEB化の推進
  • 内部炭素価格(インターナル・カーボン・プライシング)を設定し、低炭素化推進工事へのインセンティブ、投資の意思決定の指針及び将来のコスト増に関するリスクの特定の参考指標として活用
  • 太陽光発電設備の投資
水使用 水使用原単位(延床面積ベース) 2017年度を基準年度として、2027年度に原単位以下に削減
  • 雨水・地下水・中水の有効活用
  • 節水型機器の導入
  • 水ストレスが「高い」又は「極めて高い」地域への不動産投資のモニタリング
影響 廃棄物排出 リサイクル率 2017年度を基準年度として、2027年度に2017年度以上に向上
  • リサイクル推進のポスターの掲示
  • 分別実施によるリサイクルの促進
GHG排出 GHG排出量 2020年度を基準年度として、2030年度に総排出量を42%削減
2050年度にネットゼロ

SBTi認定

  • 保有物件のZEB化の推進
  • 内部炭素価格(インターナル・カーボン・プライシング)を設定し、低炭素化推進工事へのインセンティブ、投資の意思決定の指針及び将来のコスト増に関するリスクの特定の参考指標として活用
  • 非化石証書の購入
  • 太陽光発電設備の投資
  • LED化の推進

生物多様性に関する認証の取得

顧客の生物多様性ニーズ上昇にともなう事業影響を考慮し、目標を次の通り設定しています。

目標 5物件(2030年度)
実績 2物件(2026年3月31日時点)

JHEP認証の取得(ロイヤルパークス豊洲)

JHEP認証の概要

JHEP(ジェイヘップ)は、生物多様性の保全への貢献度を、客観的・定量的に評価、認証する制度です。JHEPは、生物多様性の価値を事業の前後で比較し、事業後の価値が事業前と同等又はそれ以上のものを、生物多様性に貢献する事業として第三者機関が認証する制度で、評価ランクは6段階(AAA~B+)で表示されます。

なお、JHEP認証の内容等については以下をご参照ください。
JHEP認証に関するウェブサイト:https://www.ecosys.or.jp/certification/jhep/index.html

2023年3月に初回認証を取得後、2025年2月に植栽の置換えを行ったため、2026年3月に再認証を取得しました。

JHEP認証において評価を受けた点
  • 歩行空間に植えられた在来種や、壁面緑化の導入によって、豊かな緑を感じられる空間が再生されている
  • 緑豊かな中庭は公開空地となっており、居住者や近隣住民の憩いと安らぎの空間として利用されている
  • 商業地やオフィスに囲まれた対象地の豊かな植生は、都市部の緑を繋ぐ生態系ネットワークの形成に寄与している

なお、ロイヤルパークス豊洲の評価の詳細については以下をご参照ください。
JHEP認証の審査レポート:https://www.ecosys.or.jp/certification/jhep/case/case137report.pdf
JHEP認証の事例紹介:https://www.ecosys.or.jp/certification/jhep/case/case137.pdf

JHEP認証の取得(ロイヤルパークス豊洲)

ABINC認証の取得(ロイヤルパークス花小金井)

ABINC認証の概要

ABINC(エイビンク)は、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が開発した「いきもの共生事業所Ⓡ推進ガイドライン」に基づき、生物多様性に配慮した取り組みを評価・認証する制度で、評価ランクは設定されていません。

なお、ABINC認証の内容等については以下をご参照ください。
ABINC認証に関するウェブサイト:https://www3.abinc.or.jp/

2023年2月に初回認証を取得後、2026年2月に再認証を取得しました。

ABINC認証において評価を受けた点
  • 生物多様性に貢献する面積の割合が高い点
  • 高木層、低木層、草本層がすべて存在し、10m以上の樹木があることで、立体的な緑が維持されている点
  • 重要種であるモズ、オオアメンボ、エビモ、アズマヒキガエルの確認など、モニタリング調査が適切に実施されている点
  • 透水性インターロッキング舗装により、雨水の地下浸透を促し、洪水を防ぐ配慮をしている点

ABINC認証の取得(ロイヤルパークス花小金井)

依存及び影響の状況

エネルギーデータ(依存)

エネルギー消費量

エネルギー消費量

現状
省エネ施策の推進により原単位は増加傾向にあるものの、保有物件の増加及びカバー率の向上により総量は横ばい傾向にあります。
対応策
指標と目標及び目標達成に向けた取り組みをご参照ください。
水消費量

水消費量

現状
節水機器の導入を推進しているものの、保有物件の増加及びカバー率の向上により、総量及び原単位は横ばい傾向にあります。
対応策
指標と目標及び目標達成に向けた取り組みをご参照ください。

排出量データ(影響)

保有物件のGHG排出量

排出量データ(影響)

  • スコープ2はロケーション基準にて算出しています。
現状
省エネ施策の推進及び再エネの導入等により原単位は減少傾向にあるものの、保有物件の増加及びカバー率の向上により、総量は増加傾向にあります。
対応策
指標と目標及び目標達成に向けた取り組みをご参照ください。
廃棄物管理(リサイクル率)

廃棄物管理(リサイクル率)

現状
リサイクルの推進及び廃棄物量の削減推進を行い、リサイクル率は低下傾向にあるものの、カバー率は向上、総量は減少傾向にあります。
対応策
指標と目標及び目標達成に向けた取り組みをご参照ください。
  • <集計期間> 各4月~3月としています。
  • <算出方法> 保有する物件のうち、データを取得できた物件を対象としています。原単位は、(電気やCO2等の使用総量)÷原単位分母(延床面積(㎡))として計算しています。

環境に配慮した樹名板の普及

本投資法人が保有する物件においてはテナント企業の皆さまに、より自然を身近に感じ、植栽を末永く愛着をもって育んでいただきたいとの思いを込め、樹名板の運用を行っています。

生物多様性保護プログラムの導入

本投資法人が保有する一部のホテルにおいて、客室のヘアブラシ、歯ブラシ等の提供場所を客室からフロント周辺に設置されたアメニティカウンターへ変更することでプラスチック使用削減を実施しています。
「クイズゲート浦和」において、共用部のゴミ袋を本来ごみとして廃棄される使用済ストレッチフィルムのリサイクルごみ袋を使用することでプラスチックごみ削減を実施しています。